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一寸法師はどこだ

20100310104638.jpg

相方からおつかいを頼まれて、水曜日に打出まで行ってきました。
向かった先は打出小槌町近辺。

打出の小槌といえば、言わずと知れた一寸法師がゲットした最強アイテムです。
この名前の由来は色々あるんですが、私が好きな由来はやっぱりアイテム絡み(笑)

昔打出の海に住んでいた龍神が持っていた小槌。
なんでも願いがかなうんだけど、使い方がちょっと厄介。
小槌を使っている最中に鐘の音が聞こえると、打ち出したものはすべて消えてしまい、
しかも二度と小槌も使えなくなる。
そんな面倒な小槌を持ってるのが嫌になった龍神は、その小槌をいかにもすごいもの
みたいな感じで聖武天皇に押し付けちゃった。いやすごいものなんだけどさ。

聖武天皇は珍しいものをもらって大喜び。
でも次第に「なんかメンドクサイんじゃね?この小槌」ということに気付きだす。
しかも都はそんじょそこらに寺やら神社があるもんだから、時計代わりの鐘の音は
しょっちゅう響き渡ってる。

丁度その時芦屋から、手柄を立てたことで都に来ていた長者のじいさん。
こいつに押し付ければ好都合じゃね?と思われてしまい、上から目線で朝廷から小槌を
押し付けられてしまう長者じいさん。
小槌はありがたくもらったものの、もう既に自分長者だし、欲しいものは特にない。
でも小槌を持ち帰ったら、村人たちが物珍しそうに小槌を見に来る。
村人だけでなく、芦屋じゅうの人間が小槌見物に訪れるようになったまではいいのだが、
「やっぱ振ってもらわんとなんもわからんのちゃう?」と言われる始末。
しかも人間強欲な生き物だから「やっぱ出すなら小判だよね~」。
色々せっつかれて、ほなやったるわい!という若干なげやり気分の長者のじいさん。
「小判出てこ~い」と小槌を振ったら、出るわ出るわ小判の山。
でもやっぱり所詮芦屋も関西だしね。
関西人はオチをつけなければいけないという法律があるからね。
鐘の音が鳴り響き、小判はあとかたもなく消えてしまい、小槌の霊力も消えてしまう。
でもそんなに落ち込まない関西人、「良い夢見たよね」と思っちゃう。


というわけで、ここらの町名が打出小槌町となったわけです。
・・・あれ?一寸法師は?

ちなみにこの小槌、現存しているんです実は。
秀吉の出世岩で有名な、京都山崎は天王山中腹にある宝積寺に祀られています。

お寺での言い伝えはちょっと違うんですよね。
文武天皇が夢の中で「これで左手ペチーンてしたらいいことあるかもよ」と龍神から
もらったってことになっています。
振っても願いはかなわない系のお話。色々説があるんですよね。
幕末の維新回天への『蛤御門の変』ではこの時山崎のあたりでも、寺社仏閣が焼かれて
しまったのですが、宝積寺が奇跡的に消失を免れたのは小槌のおかげだとかね。

お正月、この小槌を左手に打ち付けてもらい、その手を握ったまま後ろを振り返らず
声も出さずに寺門の仁王門まで歩くと、必ず福が訪れる、んだそうです。
一度行ってみるのもいいかもしれないなと思います。
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